金沢市の空手教室「極真会館石川支部野町弥生道場」です。
前回のブログに続き「指導」について書きたいと思います。
昔も「いじめ」はありました
まず私(野町弥生道場指導員)は
「小学校3年生」の頃までは「いじめられっ子」でした。
理由は今もって分かりませんが…
確かに胃腸が弱く、時間内に給食を食べきれず、昼休みに未だ食べていた事もあります。
還暦を迎える今も胃腸は弱く、すぐ腹を壊します。
それが「弱い」「虐めやすい」要因だったのかもしれません。
自分よりも体は小さいけれど、性格のキツイ子から「内履き」を隠されたり、「持ち物」を無くされたり…そのグループから「無視」されたりしました。
今の世の中では比べる術もないですが、50年以上前でも「いじめ」という物はありました。
2016年頃の 城西下北沢・町田支部の少年部稽古から
(現在の「東京城西下北沢・町田支部」とは指導者が異なります。現支部に一切の関係はありません)
体力をつける
転機は小学校4年生頃から流行った「草野球」と「ドッジボール」でした。
如何に早く給食を食べ、校庭で「ソフト」(小型のソフトボールを使った草野球)か…雨の日に体育館で行う「ドッジボール」をするかが…主だった「遊び」でした。
運動をする事…を覚えると…なぜか、これまで虐められていた子たちに「勝てる」気になり、
無理強いして来た「その子」を、平手で何回も叩いていました(明確な記憶があります)。
同時に…これまで無視を決めていた周りの子が急に私の加勢加わり、これまでの形勢が一転した事を覚えています。
もちろん現代の「いじめ」は…「いじめ」などと言う物では無く…暴行障害、脅迫恐喝等だと考えます。
しかし、一つの「ターニングポイント」として、遊びの中に「運動すること」を覚え、体力をつける事は、現代においても正しい選択だと考えています。
武道とスポーツ
「空手」という物はスポーツでは無く「武術」です。
「武術」という物は「対人」を目的とした「戦闘技術」に他なりません。
その「戦闘技術」を身に着ける事は、間違えると暴力に訴えるだけの「乱暴者」に成りかねません。
それを補うのが「道」になります。
「道徳心」や「礼儀作法」「信仰心」そういった「心」に訴える作法を、同時に身に着けていくのが「武道」なのです。
現代ではスポーツや格闘技、武道武術を問わず「礼儀作法が身に付く」などの触れ込みが多数あります。先輩後輩や、先生に対する上下関係など…今の「学校教育」に無くなってしまった物を、我々指導者は求められています。
2016年頃の城西下北沢・町田支部の少年部稽古から
(現在の「東京城西下北沢・町田支部」とは指導者が異なります。現支部に一切の関係はありません)
余談
流行りが終り「草野球」や「ドッジボール」が下火になった時…既に伝統派空手を習っていた同級生が、マンガの流行もあり…当時できたばかりの「石川支部」の事を知り…「極真空手」をやろう…
そう誘ってきたのが小学校6年生の時でした。
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